設立趣旨書

1.設立の趣旨
音楽を幅広く活用して自らのQOLの向上を目指したいと考える人を対象としたミュージックセラピーを行う(ミュージックセラピスト及びーミュージックサポーター)を育成することにより、ミュージックセラピーのさらなる発展と充実に寄与するために協会を設立する。

2.目的
対象者改善にとって適切な「音」や「音楽」あるいは「楽器」を選択する支援を行い、また対象者が求める音楽演奏をするための支援を行う「音楽活動援助者」(ミュージックセラピスト及びミュージックサポーター)を育成し、適切であると判断されるものを認定するほか、ミュージックセラピーの発展と充実のために講演あるいは実技の公開などを行う。

3.ミュージックセラピスト及びミュージックサポーターの名称と位置づけ
ミュージックセラピストとは、対象者の音楽活動を独自に行うことができるとともに音楽療法の有効性についての普及活動を行うことができるだけの専門性をもつと当協会が判断して認定したものをいう。
ミュージックサポーターとは、音楽活動援助者であってミュージックセラピストをサポートすることができる専門性をもつと当協会が判断したものをいう。ミュージックセラピストとともに音楽活動援助者して活動を行うことができるほか、単独でも対象者への援助活動ができる。

4.ミュージックセラピストに求められるもの
ミュージックセラピーとは、音楽活動によって対象者の心性に働きかけることを重視する。したがってミュージックセラピストもミュージックサポーターも、ともに音楽活動に関する技術や技能の修得に励むとともに、対象者のアセスメントを的確に行うことが求められる。さらに音楽活動を実施する際には、支援の手順を決めるとともに、適切な音楽的な方法を選択することや、選択した音楽がどれだけの効果を上げたかを適切に判定できなければならない。ミュージックセラピストはミュージックサポーターよりも高い学術的見識をもつとともに高度の技術をもち、さらに豊かな経験を持つことが望まれる。

5.協会の組織
ミュージックセラピスト協会は当面は下記の場所に置き、次のような組織とする。

場所:笠嶋道子音楽療法研究所(千葉県君津市)

組織:
本部役員
代表  笠嶋 道子(千葉県)
副代表 長谷部孝子(神奈川県)、永井 順子(東京都)
会計  上田 智子(大阪府)
郡山セミナー事務局 星 明正(福島県)
広報  高橋 智里(埼玉県)
顧問  吉川 武彦(東京都)
監査  野田千恵子(東京都)

6.育成方法
1)ミュージックセラピストの育成
・現場リーダー3年の経験を有するものを受験資格とする
・現場事例研究レポート2本を試験時に提出する
・現場試験の合格者をミュージックセラピストと認定する
現場試験は所定の場所において、セッションを行い、認定委員が技量について観察し、認定委員長が認定書を発行する。
・試験にかかる費用は受験者が負担する。

2)ミュージックサポーターの育成
・ミュージックセラピーの基礎に求められる学識と技術を以下の方法により修得させる。
・分野は高齢者、発達障害、精神科とし各分野について学習する。
・カリキュラムは別記
・年間10回のセミナー(各1日5時間、または1回3時間とし合計50時間とする)を開き 受講した者は次段階として実習時間10時間を課す。実習指導は個人指導とする。音楽技術の未修得者は別に音楽技術養成の為のレッスンを受ける。またこれは個人レッスンとし、その実力の判定も担当の育成委員が依頼した講師がする。
・セミナーの受講終了と実習の終了をもって、指定カリキュラム終了と認める。
対象者のアセスメントを正しく行う技術や適切な音楽的な方法を選択する技能を修得させる。ミュージックセラピーの基礎は対人関係であるところから、基礎的な学識として心理学に関する学習を深め、なかでも対人関係論などを学習する。また音楽技術に関して広範囲な学習機会をつくる。カリキュラム終了後に認定委員が認定試験を行う。認定合格者にはミュージックサポーター認定証を発行する。

7.セミナー開催場所と方法について
セミナーは全国各地に設定し、各地区にリーダーを置く
・カリキュラムと講師については育成委員での承認を必要とする。
・セミナー内容 育成に関しての責任はミュージックセラピスト協会が負う。

6.受講費用に関して
セミナーは1日5千円(1時間千円)とする。現場実習は、プログラム指導、セッション指導、フィードバックを受け、個人1回(1万円)とする。その他、実技研修は各自それぞれ協会で指定された指導者にレッスンを受ける。
音楽技能講義は別費用とする
・個人レッスン:ピアノ(キーボード)、三味線、児童に関してはギター
・集団レッスン:音楽理論、歌唱、民舞、民謡、ダンス、小楽器類